ランチに行ったはずなのに、夕方5時まで過ごしてしまうお店です。
サイゼリヤが好きな方に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。サイゼリヤのパスタは700円前後で手軽に楽しめる反面、海の見えるイタリアンでも「2,000円以下で前菜・パスタ・ドルチェ・ドリンクまでついてくる」お店が存在します。それが逗子のカンティーナです。
2025年4月21日に10年ぶりのリニューアルオープンを果たしたカンティーナは、現在ランチメニューを3コース体制で提供しています。
| コース名 | 内容 | 税込価格 |
|---|---|---|
| 🅐 Pulito(プリート) | サラダ・パスタorピッツァ・ドリンク | 1,880円 |
| 🅑 Ottimo(オッティモ) | 前菜盛り合わせ・パスタorピッツァ・ドルチェ・ドリンク | 2,380円 |
| 🅒 Speciale(スペシャーレ) | 前菜盛り合わせ・パスタorピッツァ・メイン・ドルチェ・ドリンク | 2,980円 |
Aコースは「サクッと食べたい」日向けのシンプル構成。Bコースは前菜とドルチェがセットになっており、ランチでイタリアンらしさをしっかり楽しみたい方にちょうど良いボリュームです。BからCへのアップグレードはわずか600円で、メイン料理が追加できます。つまり「せっかく来たなら」という気持ちを後押しするような設計になっています。
また、ランチセットを注文した方は、ドリンクのおかわりが+300円で1杯追加できます。これは意外と便利なサービスです。海を眺めながら食後のコーヒーをゆっくり飲みたい場合、このシステムは使えますね。
コスパが際立つのは特にBコースです。前菜盛り合わせには地元・三浦半島の鮮魚や野菜を使ったアンティパストが並び、ドルチェもティラミスや塩キャラメルプリンなど複数種類から選択できます。それでいて2,380円という価格は、海の見える席のレストランとしては破格と言っていいでしょう。
食べログ掲載の口コミを見ると、ランチ時の平均利用金額は「1,000〜1,999円」に集中しています。Aコースを中心に利用する方が多い一方、Bコース以上を選んでも2,999円圏内に収まる点が、リピーターを生む理由の一つです。
参考:ランチメニュー詳細はこちら(ホットペッパーグルメ)
カンティーナ 逗子店 ランチメニュー一覧 – ホットペッパーグルメ
パスタとピッツァのどちらを頼むか。ランチでは毎回悩む方が多いはずです。ただ、カンティーナを訪れた人の体験談を複数見ると、「ピッツァにして正解だった」という声が圧倒的に多いことに気づきます。
その理由は、窯にあります。カンティーナでは、イタリアから直輸入した薪窯を使い、450℃という高温で一気に焼き上げます。この温度は家庭用オーブンの最高温度(280℃前後)の約1.6倍。生地の表面が数十秒で焦げ目をつけながら、内側はしっかりと水分を保ったまま仕上がるのが本格ナポリピッツァの特徴です。
450℃が基本です。
外はカリッ、中はもっちり、耳まで香ばしいという食感の三層構造は、この温度でしか生まれません。さらに、ピッツァイオーロ(ピザ職人)が目の前で生地を手で伸ばし、具材をのせて窯へ入れるパフォーマンスを見ることができます。食事が始まる前から、すでに体験が始まっているわけです。
マルゲリータを基本に、地元食材を活かしたトッピングバリエーションも豊富。湘南の桜海老や釜揚げシラスを使ったピッツァは、この場所でしか食べられない一品です。「ピッツァは全国どこでも食べられる」という思い込みは、ここでは少し変わるかもしれません。
サイゼリヤでもピッツァは頼めますが、石窯焼きという体験価値はありません。逗子の海を目の前にしながら、薪の香りを纏った本格ナポリピッツァを食べる体験は、価格差以上の満足感をもたらしてくれるでしょう。
「また来たら同じものしかない」と思っていると、損をします。
カンティーナ逗子店では、ランチのパスタメニューが2週間に1度のペースで定期リニューアルされます。公式インスタグラムでは「今回は2週に1度、リニューアルするランチメニューのご紹介です」という投稿が繰り返されており、最新メニューが毎回丁寧に告知されています。
2025年から2026年にかけての実際のパスタラインナップを見ると、以下のような多様性があることがわかります。
この2週間ローテーションは、地元の旬食材のサイクルとも連動しています。三浦半島や湘南で採れる野菜・魚介の旬に合わせながらメニューが組まれるため、同じシーズンでも訪問するタイミングによって全く異なる皿に出会えます。
また、季節限定のメニューも登場します。2025年12〜25日のクリスマス期間には「プレミアムコース」が先行予約受付で登場し、通常ランチとは異なる特別構成が用意されました。メニューが頻繁に変わるお店は準備が大変ですが、その変化こそがリピーターを増やす仕掛けになっているわけです。
公式インスタグラムを事前にチェックしてから行くと、その日のパスタ内容を確認した上で注文でき、より満足度の高い食事ができます。
参考:最新ランチメニュー情報はインスタグラムで確認を
カンティーナ逗子 公式インスタグラム – @cantina_zushi
場所や駐車場のことを知らないと、せっかく来たのに入れない、という事態になりかねません。
カンティーナ逗子店は、神奈川県逗子市新宿1-3-15、国道134号線沿いに位置しています。JR逗子駅からも京急逗子・葉山駅からも徒歩約12分の距離です。
電車の場合は、逗子駅からまっすぐ海方向に歩き、国道134号線に突き当たったところを右折すると見えてきます。駅から海へのルートは観光客にも案内が出ているため、迷いにくい道のりです。
車でのアクセスは特に便利で、国道134号線から直接入れる専用駐車場が78台分あります。これは海沿いのレストランとしては非常に大きな規模です。東京ドーム1個分の床面積(約1.3万平方メートル)と比較すると規模はずっと小さいですが、それでも78台という数字は、混雑しがちな海沿いエリアでは頼もしい設備です。
駐車場は有料で、30分700円・90分まで割引が適用されます。ただし、お店に伝えると利用時間分の割引券をもらえるので、会計時には忘れずに申告しましょう。口コミでは「割引券を知らずに満額払ってしまった」という声も見受けられるため、この情報は知っておいて損はありません。
土日祝日の12:30以降は予約を受け付けず、当日直接来店となるケースがあります。タブレット端末による自動受付システムが導入されており、来店後にセルフで席の種類(海が見える席・テラス席など)を選んで待つ形になっています。混雑時は9組以上の待ちが発生することもありますが、1階には広い待機スペースがあるため快適に待てます。
海を見える席は人気が高く、先着順になる場合がほとんどです。テラス席36席はランチタイムの晴れた日には瞬く間に埋まります。早めの来店を心がけると、希望の席を確保しやすくなります。
参考:店舗詳細・口コミはこちら
カンティーナ 逗子店 – 食べログ
サイゼリヤの良さをよく知っている方こそ、カンティーナのランチの「本当のお得さ」に気づきやすい理由があります。
サイゼリヤはイタリア料理を日本中どこでも手軽に楽しめるチェーン店として絶大な支持を誇ります。パスタやピッツァを700〜900円台で食べられるコストパフォーマンスは本物です。しかしサイゼリヤが提供するのは「料理そのもの」であり、「場所・体験・空間」は含まれません。
カンティーナが特別なのは、この「体験価値」が料理の価格に含まれているように感じる点です。2,380円のBコースで提供される前菜・パスタ・ドルチェ・ドリンクは、都内の観光地のイタリアンなら4,000〜5,000円相当のセットになることも珍しくありません。しかも目の前には逗子海岸が広がり、テラス席では潮風を感じながら食事ができます。
これは使えそうです。
また、カンティーナは株式会社大戸屋が運営するチェーン店という側面も持っています。コロワイドグループの系列に当たるため、アトム株主優待券を持っている方は食事に使える場合があります。株主優待を活用すれば、コスパがさらに高まります。投資家やポイント活用が好きな方には見逃せない情報です。
さらに、カンティーナのカウンターでは「生チョコ発祥の店」として有名なシルスマリアの生チョコが販売されています。ミルク・ビター・スノーベリー・アールグレイ・竹鶴ピュアモルトの5種類から選べ、1個単位で購入可能です。帰りに手土産を調達できるという点も、デートや家族連れのランチに利便性を加えています。
サイゼリヤで「イタリアンってこんなに気軽でいいんだ」と感じた方には、カンティーナで「イタリアンってこんなに体験まで豊かなんだ」と感じる機会を持ってみてほしいと思います。結論は「2,380円で海を買える」ということです。
参考:リニューアル詳細プレスリリース
逗子海岸一望の本格イタリアン「カンティーナ」4月21日リニューアルオープン – PR TIMES