パスタにしか使えないと思っていたら、もったいない損をしています。
コントルノ ダッテリーノソースは、イタリア・シチリア州パレルモを拠点とする食品ブランド「コントルノ」が手がける本格トマトソースです。1916年、アントニーノとルチアーノ・コントルノ兄弟によってパレルモのセッテ・カンノリ地区で創業されたこのブランドは、現在5代目のアゴスティーノとマウリツィオ兄弟がその伝統を受け継いでいます。つまり、100年以上にわたって守り続けられてきた家族の味です。
シチリア料理は古代ギリシャ、ローマ人、アラブ人、ノルマン人といった多様な文化の影響を受け、独自の多彩な味わいへと発展してきました。コントルノはそうした深い歴史を大切にしながらも、現代の食卓にも馴染む「親しみやすい美味しさ」を追求しています。いいことですね。
原材料はシンプルそのものです。トマト・オリーブ油・ニンジン・砂糖・食塩・バジル・玉ねぎ・セロリだけで構成されており、アレルギー対象原料も含まれていません。添加物・保存料を使わずに製造後36か月の賞味期限を実現しているのは、シチリア産トマトの品質と製法への自信の表れといえます。
パッケージのデザインもシチリア人の気質を体現するかのようにカラフルで陽気です。日本ではイタリア食品の輸入・販売を手がける株式会社メモスが正規輸入元として取り扱っており、希望小売価格は1本(330g)税込594円となっています。
このソースの核心となる素材が、シチリア産ダッテリーニトマトです。「ダッテリーノ(datterino)」とはイタリア語で「小さなナツメヤシ」を意味し、その名の通り楕円形のミニトマトで、ナツメヤシに似た細長いシルエットが特徴です。
一般的なフルーツトマトの糖度は8〜10程度ですが、ダッテリーノ種はなんと糖度13〜14にも達します。この数値を身近なものに置き換えると、甘みの強いスイカの平均糖度が11〜12程度なので、それを超えるレベルです。スーパーで売っている普通のトマトの糖度は4〜5程度ですから、その差は約3倍にもなります。これは意外ですね。
さらに興味深いのは、この甘さの中にほのかな苦みが同居していることです。この苦みがソースとして料理に加えたとき、深みのある隠し味として機能します。そのため、黒キャベツやフェンネル、セロリ、ハーブ類など、苦みやえぐみを持つ個性的な野菜との相性が抜群です。野菜たちがトマト由来の優しい甘みに包まれながら、料理全体にコクと旨みが加わるという構造です。
ダッテリーニトマトは収穫量が限られており、南イタリアの一部の地域でのみ生産されていた希少な食材でした。かつては地元で消費されるにとどまり、広く流通することはありませんでした。それが瓶詰めのパスタソースとして気軽に手に入るようになったのは、サイゼリア好きを含むイタリア料理ファンにとって大きな恩恵です。
A LA TABLE NATURE:ダッテリーノ種の糖度と特徴について詳しく解説
最もシンプルで最も感動できる使い方が、パスタと和えるだけのシンプルトマトパスタです。茹でたてのスパゲッティに、温めたダッテリーノソースを絡めるだけで、シチリアの本場料理が再現できます。この調理法の鍵は「加熱しすぎないこと」です。
ソースはあらかじめ小鍋で弱火から中火で温める程度にとどめましょう。長く煮詰めてしまうと、ダッテリーノ種ならではのフレッシュな甘みと果実感が飛んでしまいます。軽く温める程度が基本です。
パスタに和えたあとのトッピングは、シンプルなほど本場感が出ます。おすすめの組み合わせは以下のとおりです。
1本330gで2〜3人前に対応しているため、一人暮らしの方なら2回分として使えます。ソースは開封後に冷蔵庫で保存し、数日以内に使い切るのが理想です。冷蔵保存なら2〜3日は十分な品質を保てますが、フレッシュな風味を楽しむなら開封当日が最もおすすめです。これが基本です。
多くの人が「パスタソースだから、パスタにしか使えない」と思い込んでいますが、コントルノ ダッテリーノソースの活躍の場はずっと広いです。公式レシピでもいわしのソテーへの活用が提案されており、魚料理・肉料理・軽食への展開が可能です。
🐟 いわしのソテー ダッテリーノソースがけ
公式レシピとして紹介されているのが、いわしのソテーにダッテリーノソースを合わせる一品です。小麦粉をまぶしたいわしをオリーブオイルで両面こんがり焼き、にんにく・玉ねぎを炒めてからソースを加えて温めたものをかけるだけです。シチリアでは地中海産のいわしが身近な食材であり、この組み合わせはまさに現地の食卓を再現したものといえます。お好みでパルミジャーノチーズをかけると濃厚さが増します。
🍕 ブルスケッタ・ピザソース
薄切りにしてトーストしたバゲットに直接ソースを塗り、チーズをのせてオーブントースターで焼くだけで、本格的なブルスケッタが完成します。ピザ生地に塗るソースとして使っても、市販のトマトソースとは比べ物にならない甘みと深みが出ます。これは使えそうです。
🥩 肉の煮込みソース
鶏もも肉や豚肉をソテーしてから、ダッテリーノソースを加えて15〜20分煮込むだけで、本格的な南イタリア風の煮込み料理が完成します。ソース自体に野菜の旨みがすでに入っているため、余計な調味料を足す必要がありません。塩こしょうだけで十分なことがほとんどです。
株式会社メモス公式レシピ:いわしのソテー ダッテリーノソースの詳細手順
コントルノ ダッテリーノソースは、一般的なスーパーマーケットではあまり見かけない商品です。一部のセブンイレブン(輸入食品を扱う店舗)では税込430円前後という特価で販売されている事例があり、発見できれば非常にお得です。ただし、取り扱いは店舗によって異なります。
確実に入手したい場合は、以下のオンラインショップを利用するのが現実的です。
| 購入先 | 価格(1本) | 特徴 |
|---|---|---|
| Amazon | 税込 約594円 | Prime会員なら送料無料・翌日配送も可能 |
| 楽天市場 | 税込 約594円〜 | セット購入や送料無料ラインを狙うとお得 |
| チャオネット(公式EC) | 税込 594円+送料 | 税込8,000円以上で送料無料 |
| Yahoo!ショッピング | 税込 約594円+送料698円 | ポイント活用でお得になる場合あり |
まとめ買いを検討するなら、12本セットで楽天市場などで送料無料になる商品を探すのが賢明です。1本あたり約565円程度になるケースもあり、結果的にコスパが高くなります。賞味期限が製造後36か月と長いため、まとめ買いしても安心です。36か月というのはおよそ3年分の余裕があるということですね。
サイゼリアでイタリア料理に目覚めた方が、次のステップとして自宅で本格的なトマトソースパスタを作ろうとしたとき、このコントルノ ダッテリーノソースは最高のパートナーになります。ソースを温めてパスタに和えるだけで、まるでシチリアの食卓に招かれたような体験ができるのが、このソースの最大の価値です。